結論
初日に会った母はほんの1、2週間前に会った時から比べて随分と老け込み、
正直先は長くないんではと思うほどだった。
その後薬を変えたり、介護士さんのサポートのお陰もあって
最近では鼻歌を歌い楽しそうな表情を見せるまでになってきた。
しかし、それがかえって在宅での介護を難しいものにさせていた。
好不調の落差が激しく、悪い時は自分自身の認知症を自覚し、
泣き叫び、時間構わず宛てもなく外出しようとするようになってしまった。
このような状況で自分の介護期間が終わってしまうこととなり、
父親一人では在宅介護が難しい。
また、デイサービスでお世話になっている施設からも通所中に悪い時の症状が出ると
対応しきれない可能性があるとの警告を受けていた。
難しい決断ではあったが入院先を探すことを決めた。