認知症介護 二重生活

認知症の母の介護のため自宅と実家の二重生活を送る日々の日記です。

2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

結論

初日に会った母はほんの1、2週間前に会った時から比べて随分と老け込み、 正直先は長くないんではと思うほどだった。 その後薬を変えたり、介護士さんのサポートのお陰もあって 最近では鼻歌を歌い楽しそうな表情を見せるまでになってきた。 しかし、それが…

限界

在宅での介護の限界が近づいている。 以前からの帰宅願望に加えて、 自分自身の認知症の症状を嘆き、 泣き叫ぶようなことも多くなってきた。 このままでは同居する家族までが精神的に追い詰められてしまう。

夜の徘徊

深夜の徘徊が止まらない。 自宅内を徘徊し、お腹が空いたと言っては何かを食べたり、 引き出しを開けては中身を出したりしまったりを繰り返す。 寝るように説得して寝床に入れてもすぐに起き出して また自宅内を徘徊する。 就寝前に睡眠導入剤を飲ませている…

つらい瞬間

普段は自覚症状というか自身が認知症であることを口にすることはないが、 たまに正常な状態に戻り、「どんどん自分がおかしくなっていく」と発言することがある。 この瞬間が一番辛い。

26日目

深夜3時頃から起き出してなにやらごそごそやっている。 何度か寝室に戻すがすぐに出てきてしまう。 結局、朝までほとんど寝ずに家の中を徘徊。 8時頃、ほんのわずか目を離した隙に一人で自宅を出てしまう。 1時間ほど付近を捜索するも見つからない。 交番へ…

25日目

どうしてもイラっとしてしまうことがある。 今日も一回着替えたパジャマを脱いでしまったので もう一度パジャマに着替えるように促したが、 強い態度で否定して来ることにイライラしてしまった。 わかっていても難しい。

24日目

母と二人になると父の文句を聞かされるが、 何か困ったことがあれば真っ先に父に確認しようとするし、 ちょっと姿を見かけないとすぐにどこに行ったのか気にしたりする。 なんとも不思議で面白い。 今日はデイサービスにも嫌がることなく向かい、 帰宅してか…

23日目

一日中何かに怯えて不安がっている。 そのせいかデイサービスも予定の1時間前に 迎えに来るようにとの連絡が来る。 不安は取り除いてあげてたいが どんなに説得しても妄想を取り払うことができず マイナス思考になってしまうことが多い。 唯一、食事の準備…