認知症介護 二重生活

認知症の母の介護のため自宅と実家の二重生活を送る日々の日記です。

結論

初日に会った母はほんの1、2週間前に会った時から比べて随分と老け込み、

正直先は長くないんではと思うほどだった。

 

その後薬を変えたり、介護士さんのサポートのお陰もあって

最近では鼻歌を歌い楽しそうな表情を見せるまでになってきた。

 

しかし、それがかえって在宅での介護を難しいものにさせていた。

 

好不調の落差が激しく、悪い時は自分自身の認知症を自覚し、

泣き叫び、時間構わず宛てもなく外出しようとするようになってしまった。

 

このような状況で自分の介護期間が終わってしまうこととなり、

父親一人では在宅介護が難しい。

また、デイサービスでお世話になっている施設からも通所中に悪い時の症状が出ると

対応しきれない可能性があるとの警告を受けていた。

 

難しい決断ではあったが入院先を探すことを決めた。

 

 

限界

在宅での介護の限界が近づいている。

 

以前からの帰宅願望に加えて、

自分自身の認知症の症状を嘆き、

泣き叫ぶようなことも多くなってきた。

 

このままでは同居する家族までが精神的に追い詰められてしまう。

 

夜の徘徊

深夜の徘徊が止まらない。

自宅内を徘徊し、お腹が空いたと言っては何かを食べたり、

引き出しを開けては中身を出したりしまったりを繰り返す。

 

寝るように説得して寝床に入れてもすぐに起き出して

また自宅内を徘徊する。

 

就寝前に睡眠導入剤を飲ませているが

あまり効果がないようだ。

 

今はまだ監視することができているが

それができなくなった時が心配だ。

つらい瞬間

普段は自覚症状というか自身が認知症であることを口にすることはないが、

たまに正常な状態に戻り、「どんどん自分がおかしくなっていく」と発言することがある。

 

この瞬間が一番辛い。

26日目

深夜3時頃から起き出してなにやらごそごそやっている。

何度か寝室に戻すがすぐに出てきてしまう。

結局、朝までほとんど寝ずに家の中を徘徊。

 

8時頃、ほんのわずか目を離した隙に一人で自宅を出てしまう。

1時間ほど付近を捜索するも見つからない。

 

交番へ相談に行こうとしたタイミングで見つかったとの連絡が来る。

ちょうど向かう予定だった交番に保護されていた。

 

いつも一人で外出すると向かう方面を中心に探していたが、

今回は今までにない方面に向かって歩いていた。

 

当然本人に徘徊の自覚はなく、ことあるたびに家に帰ると言って外出しようとする。

色々と説明して引き止めるが難しい。

時には激しい口調で抵抗して来る。

それでも突き放すわけにはいかないので粘り強く説得する。

 

考えてみると自宅に居場所を作ってあげられていないのが

外出したがる原因なのかもしれない。

料理の支度や洗濯物の取り込みなどをやってもらえば一生懸命にやってくれるが、

なにもすることがない時間は一人で色々と考えてしまい

妄想が膨らんで外出(帰ると言い出す)したがるのかも。

 

とは言ってもなかなか難しい。

今ではテレビのリモコンも使い方がわからなくなることがあり、

一人で任せてできることが少なくなっている。

 

如何にして居場所を作ってあげられるかが課題。

25日目

どうしてもイラっとしてしまうことがある。

今日も一回着替えたパジャマを脱いでしまったので

もう一度パジャマに着替えるように促したが、

強い態度で否定して来ることにイライラしてしまった。

 

わかっていても難しい。

24日目

母と二人になると父の文句を聞かされるが、

何か困ったことがあれば真っ先に父に確認しようとするし、

ちょっと姿を見かけないとすぐにどこに行ったのか気にしたりする。

なんとも不思議で面白い。

 

今日はデイサービスにも嫌がることなく向かい、

帰宅してからも調子良さそうに過ごしていた。